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コンプライアンス(製品責任)

KPI

  • 項目

    製品の提供や使用に関する法律や規制の違反件数

  • 2014年度実績

    (連結)0件

責任部門

品質監査室

考え方・目標

なぜ「コンプライアンス(製品責任)」が重要取り組み項目なのか
理由と背景の解説

お客さまの満足のみならず、お客さまの信頼を勝ち取って適正な利益を確保することで、企業の発展と社会に貢献することが私たちの使命です。それを果たすには全世界のお客さまが安心して購入し、満足していただける品質の商品を継続的に提供しなければなりません。さらにお客さまにご満足していただける魅力的な商品を企画、設計、生産、販売するとともに、サービスに至るまですべてのプロセスにおいての品質保証体制を確立させ、社会に貢献していく必要があります。そのためにも、当社全商品の企画、設計、生産、販売から、サービスに至るまですべての品質保証プロセスの監視、監査を実行する「コンプライアンス(製品責任)」が重要な取り組みであると認識しています。

コンプライアンス(製品責任)に関する方針および考え方

横浜ゴム行動指針」では、「お客様の声に耳を傾け、お客様のニーズを適切に把握し、社会的に有用な製品を開発、設計、製造し、販売します」を掲げています。
お客さまに提供した商品について、市場で品質上の問題やクレームが発生した場合は、迅速に対応し問題解決を図るとともに、再発防止活動を行っています。その再発防止対策については、定期的に品質監査を行い、是正処置の実施状況を確認して有効性を検証しています。

目指す姿(達成像)/目標

品質性能の向上を図るとともに、安心、安全で高品質な商品・サービスを提供します。
良品率100%、市場リコールゼロ、市場クレームゼロを目指します。

目指す姿に向けた施策

お客さま視点に立った品質保証体制の改善

品質保証体制の改善のため、内部品質監査を通じてお客さまの視点で問題点を抽出し、その解決に向けた品質システムのレベルアップに取り組んでいます。

品質トップ診断の実施

品質改善活動は、社長をはじめとした経営層の高い意識が、現場におけるモチベーションを向上させ、さらなる改善活動が加速、強化できると考えています。そのため、当社では経営層による各工場や部門に対しての診断を「品質トップ診断」として毎年実施しています。

ライフサイクルを通じた安全性の確保

お客さまに安全で快適な商品をご使用いただくために、商品のリコールなどの、お客さまにご迷惑をお掛けするような不具合が万が一発生した場合には、早期にお客さまへの通知を行い、迅速な対応をさせていただいています。

2014年度の活動レビュー

お客さまからの品質情報およびクレーム処理情報を受付、その対応・改善を図りました。また、「品質トップ診断」を例年どおり、2014年度も実施しました。
結果として、豪州・欧州地域におけるタイヤリコールは1件ありましたが、不当表示・仕様の誤表示はありませんでした。

課題と今後の改善策

リスクと影響度の両輪から分析して、リスクマップを作成し、対策・改善を行っています。リスクを最悪(死亡事故や重症事故につながるケース)から最小(走行音:パターンノイズ)まで分類し、その発生頻度分析を行って、課題化しています。これらの情報を活かして、今後展開する海外市場に合った商品の品質性能を高めていきます。さらに、カーナビやスマホなどのIT機器との連携を図り、品質情報の可視化を進め、不具合情報の早期把握を図っていきます。