人権

考え方
人権は、すべての人に与えられた基本的権利であり、原材料調達の段階でも遡って考えるならば、横浜ゴムの事業においてかかわる人は非常に多く、尊重すべき人権も非常に多様です。また、当社の事業活動がグローバルに広がってゆく中で、多様な人とのかかわりが増えるに従い、人権侵害に直接的、間接的に影響を及ぼす可能性が増しています。
そのため、当社の影響力の範囲を考慮しながら人権を尊重する責任を果たすことが重要と考え、「横浜ゴムグループ行動指針」の中で、社内外を問わず人権を尊重する旨を掲げ、従業員がどのような行動を取るべきかを定めています。
方針
横浜ゴムグループ行動指針
社内外を問わず人権を尊重します
横浜ゴムグループの基本姿勢
人権を尊重し、差別・ハラスメントを行わず、加担しません。
基本姿勢を実現するために - 私たちの行動
- 働く人たちの多様性を認識し、人種、民族、出身国籍、宗教、性別などを理由とした差別的行動をとらず、またそのようなものを見たら毅然として注意し、訂正を促します。
- あらゆる形態のハラスメントを行いません。
- 職場内の暴力を許しません。
責任者からのメッセージ
横浜ゴムグループが海外に生産・販売拠点を拡充するに当たり、現地での従業員の採用や各国・地域でのサプライヤーとの取引が多くなってまいります。現地の文化や風習、商取引において、人権を毀損する可能性があることを想定し、私たちは社内外を問わず人権を尊重することを強く意識して、事業活動を行うことを心がけてまいります。
各拠点では、サプライヤーとも協働して、児童労働・強制労働がない事業活動を推進すると共に、人権に関する問合せや苦情にきちんと対応してまいります。
グローバル調達本部 原料調達部長 福谷 修一
2017年度の目指す姿
- 社内外を問わず人権を尊重し、自社及びサプライヤーに児童労働・強制労働の業務がなく、人権に関する苦情に真摯に対応・改善している
優先的に取り組む重要な活動項目
事業活動における影響度、社会からの関心の高さを考慮し、以下の項目を優先的に取り組む横浜ゴムグループの重要な活動項目として定めました。