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地域での存在感

KPI

  • 項目

    最低賃金を上回る給与の支払いを実施する拠点割合

  • 2014年度実績

    (連結)100%

責任部門

各拠点・グローバル人事部

考え方・目標

なぜ「地域での存在感」が重要取り組み項目なのか。
理由と背景の解説

今後大きな自動車市場は海外に移っていく中、各国・地域の要求に応じた商品を各拠点で生産して販売を行っていかねばなりません。そして、事業活動は各国・地域特有の文化や風習を踏まえて進めなければ、成長はありません。そのために、各拠点が所在する地域から従業員を採用し、幹部に登用して、事業活動を行い、その地域へ経済的効果を生み出すことが重要と認識しています。

目指す姿(達成像)/目標

タイヤ事業は、2020年までに年間生産能力89百万本体制(現在68百万本)に拡大し、MB事業は、自動車部品・海洋商品のグローバル展開を行っていきます。
そのために各拠点が所在する国・地域での採用を行い、幹部の登用およびグローバルローテーションを行い、研鑽を積める育成プログラムを実施していきます。

目指す姿に向けた施策

  • 各拠点の操業に関する人材の現地採用、幹部候補生の育成
  • グローバル人材の育成 研修と人材のグローバルローテーション

2014年度の活動レビュー

海外拠点での操業に当たり、現地の採用者には、その国や地域で法的に定められた賃金規定を踏まえて給与を設定しています。また、スキル向上や役職への配置に応じた給与体系の整備を行っています。

蘇州横浜輪胎有限公司

蘇州ではPCタイヤ工場が2014年度に稼動し、新規に現地の方290名(男性256名、女性34名)を採用しました。賃金は蘇州現地の日系企業と同レベルです。総務・人事・環境・品質・安全に関する入社教育(1.5日)を行った後、職種に応じて、7~30日の職場教育を先輩社員が行い、正式に仕事につきました。

YOKOHAMA TYRE VIETNAM INC.(ベトナム)

2014年度には、新規に102名(男性93名、女性9名)を採用しました。現地(Binh Duong省)の方は9名で、93名は他国・他地域の方です。賃金は立地の工業団地内で同レベルです。入社後、企業規定やタイヤ技術、ISO(14001、9001、18001、50001)、安全に関するオリエンテーション研修を3日間受けた後、配属先で現場教育を行っています。

課題と今後の改善策

海外拠点での操業拡大に伴い、新たな横浜ゴムグループ従業員に対する「行動指針」の浸透を行います。また、事業活動に伴う経済的効果に加え、地域が抱える社会課題の解決に向けて、連携して活動ができる体制の構築が課題です。