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サプライヤーの人権評価

KPI

  • 項目

    人権に関する評価を行った上で、取引を開始した新規サプライヤーの割合

  • 2014年度実績

    (連結)100%

責任部門

グローバル調達本部 原料調達部 資材調達部

考え方・目標

なぜ「サプライヤーの人権評価」が重要取り組み項目なのか
理由と背景の解説

横浜ゴムグループの商品は、天然ゴムをはじめ、油脂、オイル、鉱物などの自然資源や工業品・加工品を使っています。そのため、将来的に、サプラーチェーンがグローバルに広がり、また海外拠点の拡大に伴い、現地調達を進めていく上で、地域によっては人権課題を抱えるリスクを否定できず、安定的に倫理上問題なく調達を行っていくためには、その自然資源の育成・採取や工業品・加工品の製造にかかわる方々の人権評価を行うことは重要な課題と認識しています。

サプライヤーの人権評価に関する方針および考え方

横浜ゴム購買基本方針」「横浜ゴムグループ行動指針」では、公正な事業慣行に取り組むことを定め、取引先の従業員の人権に配慮し調達活動を推進します。

新規取引開始時の労働慣行評価

CSRアンケートを実施し、人権に関する質問への回答を依頼し、問題のないことを確認しています。

サプライチェーンにおける人権の影響への認識

各拠点のある国や地域によっては、国外・地域外から働きに来ている場合もあり、人権を毀損する行為や待遇が起こる可能性があり得ると認識しています。

著しい影響があると判断したサプライヤーへの対策

著しい影響があると判断したサプライヤーに対しては、是正をお願いします。
悪質な場合は、一部の取引を制限するといったペナルティがあることを通知し、状況に応じて対応します。

目指す姿(達成像)/目標

業界再編や新たに進出した国・地域で、現地の原材料を調達する場合に、漏れなく評価を行い、確認して取引契約を行う仕組みが構築され、かつ当社のサプライチェーンにおいて人権を毀損することがないことを目指します。

目指す姿に向けた施策

行動指針、購買行動規範に沿って、当社従業員が新規サプライヤーの評価を確実に行っていることを点検します。

2014年度の活動レビュー

サプライヤーへのCSR勉強会や、当社担当者への下請ガイドライン勉強会を各拠点で開催しました。
勉強会での意見交換、サプライヤーへのCSR自己診断アンケートや監査を実施しましたが、改善を図るような事例はありませんでした。

  • 下請ガイドライン勉強会の様子
  • 下請ガイドライン勉強会の様子

下請ガイドライン勉強会の様子

事例紹介

2014年度CSR表彰

2013年度は、環境貢献およびCSR活動貢献に対して、各協力会会長の皆さまを表彰させていただきました。2014年度は、社会貢献活動全般を評価し、アコーダービジネスフォーム(株)さまを表彰しました。輸出用タイヤカバーや生産用感熱紙の取引をさせていただいておりますが、障がい者雇用の一環として、障がい就労施設への発注、作用指導・物品調達を積極的に行い、長野県からも「あいサポート企業」として表彰・認証をされています。当社取引のタイヤカバーは北海道の障がい者就労施設にて製造をいただいています。

2014年度CSR表彰

課題と今後の改善策

今後進出する拠点の国や地域の状況を横断的に情報共有するため、管理システムの運用を推進します。