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第三者意見への対応

CSR※1レポート2014 で川北氏からいただいたご意見に対し、横浜ゴムは以下のような対応を行いました。
その一部をご紹介いたします。

川北氏からのご指摘 横浜ゴムの対応
労働慣行
介護休業取得経験者の事例紹介などの勉強会をはじめとした「休みながら働き続けられる」環境の確立に強く期待します。 事例紹介に向けて、労使でワーキングチームをつくり、介護休業経験者のヒアリングや、福利厚生アンケートを行い、実態を確認しました。
介護についてフレックスタイムの導入を行い、他の施策についても検討していきます。[ 人事 ]
メンタル面での予防のために、仕事以外の困りごとも相談できる窓口が設けられるなど、さらに効果的な対策が進むことを期待します。 健康・職場の困りごと・お金・ライフプランなどの相談を受けています。
健康づくり委員会、メンタルヘルス分科会を労使で設置し、課題の検討を行っています。産業医の指導の下、メンタル面の予防の取り組みを進めています。[ 人事、安全、コンプライアンス ]
再雇用された方々が暮らす地域への参加・参画が促されることを期待します。 社会貢献活動支援制度を2014年度から運用を始め、国内グループ会社で働くすべての方が、地域を含む社会貢献活動への参加を始めています。[ 人事、CSR・環境推進 ]
今後も10年以上先の市場とポジショニングを見据えた長期的な目標と戦略に基づき、本社の次世代の経営層育成がグローバルに加速されることを強く期待します。 今後も海外の大市場で事業活動を行うため新たな拠点の整備を行います。その事業運営には、現地採用・幹部候補生の育成が欠かせません。 グローバル人材の育成とローテーションを行うプログラムを実施していきます。[ 人事 ]
障碍のある従業員の勤続年数をより長期化するための施策がさらに積極的に行われることに期待します。 障碍のある方が活躍できるよう、作業環境の整備や職種拡大の課題を検討し、育成プログラムや評価制度の整備を進めます。[ 人事 ]
過去災害カレンダーに基づく振り返りのみならず、設備仕様に安全の改善・是正を織り込み、安全向上への取り組みそのものの実効性を高めるための評価と改善の進捗報告を求めます。 すべての拠点でリスクアセスメントや公開作業観察を実施し、評価結果を元に設備対策や標準作業書※2の見直しを進めています。また、全社安全診断と診断フォローにより、活動の確認と改善指導を行い、効果的な取り組みと継続を図っています。[ 安全 ]
環境
生産量の変動に適応し得るエネルギー使用の非固定化など、課題と手法の可視化を徹底的に進め、部門間や海外拠点でも体制の共有が進むことを強く期待します。 生産量の変動(稼動・停止)に合わせたエネルギーロス低減活動を行っています。国内、海外拠点では、コンサルタントによる省エネ指導を 毎年実施し、取り組みの展開を行っています。[ CSR・環境推進、施設 ]
公正な事業慣行
調達に関連して、業界の世界的な動向を見据え、より詳細な取り組み状況の把握と、事例の共有、課題解決に向けて交流する体制の確立を 強く期待します。 安定調達、倫理的な観点から、世界の各種規制への適合状況の把握や、取引先との公正な取引関係の進め方については、会議・教育を通じて、国内外の調達担当者間で情報共有を図っています。[ 調達 ]
消費者課題
品質保証について、顧客に与える影響の最小化を経営指標に織り込むなど、定量的かつ効果的な取り組みを進めることを期待します。 「品質方針」で、お客さまに満足していただける魅力ある商品の提供を目標として活動しています。商品を上市するまでのすべての段階で品質チェックを行うとともに、お客さまへのCS(顧客満足)・技術サービス活動を通して、さらなる改良を進めます。[ 品質保証 ]

※1 CSR :
Corporate Social Responsibilityの略。企業の社会的責任と訳される。横浜ゴムでは、企業の社会的信頼と読み替えて、「社会からゆるぎない信頼を得ている地球貢献企業」を目指す

※2 標準作業書 :
安全に、確実に、能率よく作業を行うため、作業の流れや方法を書面にまとめたもの