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ADHESIVE MATERIALS 建築・建材用接着剤

内・外装タイル張り用弾性接着剤

特殊ウレタン樹脂系一液反応硬化型 内・外装タイル張り用弾性接着剤 T-LEX

基材/1成分形特殊ウレタン・エポキシ樹脂系
主用途/建築用各種タイル、トンネル用大型タイル、窯業系パネル、石材、レンガ、他

官民共同研究品質基準適合品

ハマタイトT-LEX(T-レックス)は、弊社が独自に開発しました潜在性硬化剤の技術を駆使し、ウレタン樹脂の高弾性とエポキシ樹脂が持つ接着性を高い次元で発揮する1成分形特殊ウレタン・エポキシ樹脂系弾性接着剤です。
従来のエポキシ変成シリコーン系樹脂と比較して、より高弾性な物性の他、耐水、耐アルカリ性にも優れた性能を持っています。優れた接着耐久性と高弾性でディファレンシャルムーブメントを緩和し、タイルの剥落を防止します。

特徴

  • ● 独自に開発した「ウレタン・エポキシ系」の1成分型弾性接着剤。
    新開発の特殊ウレタン・エポキシ系樹脂は、従来のエポキシ系接着剤が有する高い接着性とウレタン系接着剤が有する弾性を高次元で発揮します。
  • ● 「接着性&伸び」を両立させた高い物性を発揮します。
    特殊ウレタン・エポキシ樹脂を主成分としており、硬化皮膜に高い弾性(伸び性)を有し耐久性に優れています。タイル、石材と各種下地に対して高い接着性を有しています。
  • ● 官民連帯共同研究品質基準に適合します。
    「官民連帯品質基準」の各項目の基準値をクリアします。
  • ● 熱や水(アルカリ水)にも高い抵抗性を示し安定した物性を発現します。従来の変成シリコーンエポキシ系と比較し安定した性能を発揮します。
    (※弊社変成シリコーンエポキシ系接着剤CセラUとの比較)
  • ● 1成分形のため混合攪拌が不要で作業性が良好です。
    1成分形湿気硬化タイプですので主剤と硬化剤を混合する必要がなく作業性が良好です。
  • ● 空目地対応も可能です。
    接着剤自体に耐性候があり、タイル目地モルタル詰めの工程が省略できます。
  • ● 厚生労働省指針値策定物質(13物質)や有機溶剤を使用していません。
    厚生労働省指針値策定13物質(VOC)を含有しておらず、ホルムアルデヒドの発散等級は使用制限のないF☆☆☆☆等級です。(JAIA F☆☆☆☆)
  • ● アルミフィルムパックで使用後の廃材量が削減できます。
    ジャンボフィルムパックの採用で、使用後の廃材量が大幅に削減できます。
    廃材は、焼却処理が可能な廃プラ扱いとなります。
用途
  • ● 建築用各種タイル(陶器質タイル、磁器質タイル、ブリックタイル、モザイクタイル)
  • ● トンネル用大型タイル(陶器質タイル)※1
  • ● 窯業系パネル※2
  • ● 石材、レンガ※2
    ※1 部材重量により対応できない場合があります。
    ※2 部材種類により接着性が異なる場合があります。

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性状
 項目 性状(代表値)
 外観  ペースト状
 主成分  特殊ウレタンポリマー
 粘度(Pa.S)※  4900
 チクソINDEX  6.8
 硬化性
 (タックフリータイム)
23℃50%RH  90
30℃95%RH  30
5℃55%RH  360
 比重  1.5
 加熱減量(%)  5以下

※ BSローター No.7 1rpm/10rpm

官民共同研究に基づく接着試験結果
粘着強さ
 項目 試験結果(代表値) 判定基準
接着強さ
(N/mm²)
破壊の
位置
接着強さ
(N/mm²)
破壊の
位置
 標準 1.12 A100% 0.60以上 凝縮破壊率
75%以上
 低温硬化 0.94 A100% 0.40以上 凝縮破壊率
50%以上
 アルカリ温水 1.13 A100% 0.40以上 凝縮破壊率
50%以上
 冷熱水中繰り返し 0.82 A100% 0.40以上 凝縮破壊率
50%以上
 熱劣化 2.19 A100% 0.40以上 凝縮破壊率
50%以上

【試験条件】
●被着体  下地:モルタル(70x70mm) タイル:磁器質タイル(45x45mm)
●塗 布  櫛目ゴテ:5mm山5mmピッチ
●破断状況 すべて接着剤の凝集破壊(A)
●接着強さ養生条件
・標準養生:20℃65%RH28日・低温硬化:5℃28日
・アルカリ温水浸せき:60℃水酸化カルシウム飽和水溶液7日
・冷熱水中繰り返し:20℃水浸せき4H→−20℃気中4H→80℃気中16H/サイクル×20サイクル
・熱劣化:80℃14日

被膜物性
 項目 試験結果(代表値) 判定基準
引張強度
(N/mm²)
伸び
(%)
引張強度
(N/mm²)
伸び
(%)
 標準 1.44 250 1.00以上 30以上
 高温 1.25 220 1.00以上 30以上
 低温 1.76 190 1.00以上 30以上
 熱劣化 1.47 210 1.00以上 30以上
 アルカリ温水 1.25 150 1.00以上 30以上

【試験条件】
●皮膜物性養生条件 ・高温:80℃、低温:−20℃ その他は、接着強さ条件と同じ。

接着性・ズレ抵抗性
接着性
 被着体  接着性
 タイル  陶器質
 磁器質
 石材
 コンクリート
 モルタル
 押出セメント成型版
 ALC
 無塗装サイディング※
 アルミ
 SUS304
ズレ抵抗性
 被着体  接着性
 モザイク
 50三丁
 二丁掛け
 ブリックタイル

※ 無塗装サイディングボードに関しては、事前に詳細をご確認下さい。

適用下地
  • ● コンクリート、モルタル面
  • ● ALC板
  • ● 押出成型セメント版、PC版、コンクリートブロック
  • ● 合板、各種乾式ボード
  • ● 無塗装サイディング
使用方法
  • ○ 下地は、平滑で浮きやひび割れ、段差や目違いがなく接着を阻害する油分や汚れがないことを確認してください。
  • ○ コンクリート下地は、濡れ色の湿潤状態を示さなくなるまでよく乾燥してください。
  • ○ 欠損や、ひび割れがある場合は必ず補修し、型枠剥離材やレイタンスは除去してください。
  • ○ タイル割付図面に従って予め墨出しを行ってください。
  • ○ 接着剤の塗布量は1m²あたり2kgです。
  • ○ 接着剤を下地全面に対してよくなじませ均一に塗布した後、クシ目ゴテを用いしっかりクシ目を立ててください。空目地仕上げの場合は、クシ目ゴテで伸ばした後平ゴテで平滑に仕上げてください。
  • ○ 接着剤塗布後、タイル・仕上げ材の張り付けを直ちに行い、接着剤の可使時間内に貼り終えるようにしてください。
    可使時間
  • ○ タイル・仕上げ材の張り付けは、目地の通りを見ながら、もみ込むようにして、タイルが下地から浮くことがないように、十分に押さえつけて圧着してください。
    (浮きは、タイルズレや長期接着の阻害要因となります)
  • ○ 目地通しは接着剤が硬化する前に行ってください。
  • ○ 目地詰めは、接着剤が硬化した後行ってください。
従来品(変成シリコーン・エポキシ系)との違い

従来の変成シリコーン・エポキシ樹脂系接着剤では、主成分の変成シリコーン樹脂とエポキシ樹脂とエポキシ樹脂が独自に存在し弾性と接着性を確保しています。新材料の特殊ウレタン・エポキシ樹脂系であるハマタイトT-LEX(T-レックス)は、特殊ウレタンポリマーにエポキシ樹脂が組み込まれ高弾性&高接着性を発揮します。

ポリマー構造概念図

ポリマー構造概念図

光学顕微鏡によるポリマー構造写真

光学顕微鏡によるポリマー構造写真

色調

グレー ブラック

製品仕様

2kgフィルムパック×9本/ケース

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